マスターメソッド　36のスクエア

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シンプル　ルノルマン　ハウス

￥20,000(税込￥21,600)

グランタブロー

￥30,000(税込￥32,4000)

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ルノルマンカードとは

ルノルマンカードは欧米ではタロットカード同様人気のある占いツールですが、2014年に鏡リュウジさんの「秘密のルノルマン・オラクル」という書籍が発行されて以来、日本でも注目されるようになりました。

ルノルマンカードは54枚からなる「大ルノルマン」と、36枚からなる「小（プチ）・ルノルマン」がありますが、通常ルノルマンカードと呼ばれるのは36枚の「プチ・ルノルマン」のことを指します。

ルノルマンカードの「ルノルマン」とは人の名前で、18世紀のフランス宮廷で一世を風靡した人気占い師、マドモアゼル・ルノルマン（マリー・アン・アデレード・ルノルマン 1772-1843）に由来します。

ところが彼女はこのカードの制作に携わっていません。
ルノルマンカードが作られたのは彼女の死後。
有名占い師にあやかって名前をつけることで「なんだかすごそうなカード」というイメージをもたせたかったのかもしれませんね。

実際、マドモアゼル・ルノルマンは、フランス皇帝ナポレオンの妻、ジョセフィーヌの占い師であったのですが、後にナポレオンの悲劇的な終焉を予言して投獄されたことで知られています。

その他、当時の有名な革命家たちも彼女のもとを訪れたそうです。
昔の権力者たちは戦略のために占いを活用したようですね。


様々なモチーフが描かれたタロットカードとは違い、ルノルマンカードの象徴はとってもシンプル。
「キツネ」「魚」「犬」「鳥」といった生き物や、「太陽」「山」「月」「星」といった自然、「本」「鍵」「手紙」「指輪」といった物など、日常で目にするものばかりです。

そして、ルノルマンの真骨頂といわれるのがカード３６枚すべてを並べるグラン・タブロー。「Grand Tableau（大きな絵）」という名の通り、質問者が置かれている状況を一枚の絵として俯瞰することができます。

〈マドモアゼル・ルノルマンの伝説〉
職を転々としたルノルマンは、パリでカード占い師として開業。
名声は瞬く間に広がり、その時代の名士を顧客に持つようになります。
ミラボー・プロヴァンス伯爵・ランバル大公妃・ロベスピエール・マラー・サン=ジュスト・ダントン、ひいてはマリーアントワネットまで、時代を作ってきた綺羅星のような人々です。
そして、ついにはナポレオン妃ジョセフィーヌの顧問的存在にまでなったのです。
鑑定室の扉の外には、連日長蛇の列。今か今かと自分の順番を待っています。
順番が来ると、緑色のクロスを敷いたテーブルで、マドモアゼル・ルノルマンと向かい合うのだそうです・・・
謝礼金は１回400フラン。当時の賃金労働者の平均給与3ヶ月分であると言われています。

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